動脈硬化にはエイコサペンタエン酸がいい

動脈硬化に有効とされる背の青い魚にはエイコサペンタエン酸が多く、これから作られるプロスタグランジンは血液濃度をゆるめる作用がある一方、動物性食品に含まれるアラキドン酸が元となるプロスタグランジンは血液を凝固させる働きががあるのではないでしょうか。
血液は血管をスムーズに流れているのが正常な状態ですけれども、外傷を受け出血した時などはそれを止める必要があり、体内には血管を収縮させたり血小板が固まり出血を止める仕組みができているところです。これらの働きのバランスが取れている時は体が正常な状態であり、バランスが崩れた時には、動脈硬化や高血圧症などを発症しましょう。
動脈硬化や高血圧とコレステロールには深い因果関係がありますけれども、エイコサペンタエン酸を多く摂取すると血中の総コレステロール・中性脂肪・悪玉コレステロールが少なく、善玉コレステロールが多くなるために、動脈硬化の予防に有効です。これは、血管壁にコレステロールが沈着しにくく、かつ血液凝固作用が働くためで、血管をゆるめ血液の粘性を小さくすることで血圧の上昇を防ぐことから、動脈硬化の予防にはもちろん、高血圧の予防にも大変有効とされます。
日本人の食生活の欧米化か、ら食塩・コレステロール・飽和脂肪は取りすぎで血液は凝固気味になっているため、背の青い魚を摂って血液をさらさらにすることけれども、動脈硬化などの成人病から身を守る一つの大きな手段です。