花粉症・スギ

花粉症と言えばスギ花粉症とされる程に、スギによる花粉症である方は多いようです。
日本では、花粉症患者のおよそ8割がスギの花粉が原因で様々な症状が出るとされ、TVやラジオで流れる花粉飛散情報などもスギ花粉に重点を置かれており、花粉の量や風向きから予想される飛散地域の予想が行われているところです。
スギ花粉症が多い原因を考えると、スギは建材や家具の材料など、非常に広範囲の利用法があり、古来より大切な木材とされ、大量に植樹されて花粉も多いからでしょう。
現在、多くの森林で計画的に植樹されているのがスギです。
重要な木材資源であるため、北は東北から南は鹿児島まで広い地域で植えられたこともスギ花粉症患者が多い理由のひとつです。
花粉症は関東区域に相当数いるとされますけれども、ここは特にスギの植林が奨励された場所でもあり、更には都市部の空気汚染が進んだことも患者数が急増した一因です。
スギ花粉は前年の夏の気象条件で花粉の量が左右されるとされます。
近年の環境変化によって猛暑が増えると、花粉症もより花粉が多くなることで重くなりやすいようです。
花粉症を緩和する目的でスギの木がない沖縄や北海道に移り住んで転地療法を行う方も少なからずおり、スギ花粉症の症状は重症化しやすいことでも知られているところです。